【 アトリエ倭のおもちゃと遊び 】 | |
アトリエ倭のおもちゃは、すべてスイッチも電池もありません。 だから始まりも終わりもありません。 おもちゃを提案する側として『こんな遊びができますよ』というお話しと共に、おもちゃは世に出されます。 でもそんなルールは無視して、どんどん好きなように遊んで欲しいというのが 本当の願いです。 たとえば『ちぎり』というおもちゃがあります。 このおもちゃは、ちょうちょみたいな形をしたパーツで、 ブロックをつなげていくおもちゃです。 でも、そんな提案は遊びの中のほんの1部に過ぎません。 ある子供は、ブロックをいっぱい立て、その中を 人に見立てたちょうちょのパーツで探検しています。 時々穴の中に入ったり、溝の中をヒュ〜っと降りたりドキドキがいっぱいの探検ごっこです。 またある子供はちょうちょのパーツを抜き差ししながら 『電車が通りま〜す!』と電車ごっこを始めました。 ちょうちょのパーツだけで遊ぶ子供もいます。もう、ブロックなんて見向きもしません。 でも、それで良いと思います。 それが、良いと思います。 年齢が高くなれば、お友達とバランスゲームもできます。 でも、そこには自分達で考えたルールがなければ遊べません。 メーカーがルールを決めるのではなく、子供達がルールを考えながら遊べる そんなおもちゃがアトリエ倭の目指すおもちゃです。 |